キャニスターをごみとして捨てる際の注意点
不要になったキャニスターはよほどサイズが大きくない限り、自治体で処分することができます。指定されたゴミの日にステーションに出しておくと、そのまま回収してくれるでしょう。その際に注意しなければならないのは、適切な分別をすることです。キャニスターには色々な種類があり、素材もプラスチックや金属、陶器など様々です。ゴミは金属だと不燃ゴミ、プラスチックは資源、陶器は粗大ごみというように分かれています。
そして、自治体によって分別の内容は異なり、回収される日も違います。そのため、キャニスターの素材を把握しておいて、適切な日に出すようにしましょう。
蓋付きの容器であるキャニスターは、容器本体と蓋で素材が異なることは珍しくありません。その場合は、本体と蓋をそれぞれ別のゴミとして扱う必要があります。プラスチックの本体に金属の蓋が付いているのであれば、本体は資源ごみ、蓋は不燃ごみとなります。
蓋と本体が一緒になっているため、まとめて捨てても良いのではないかと考える人もいるかもしれませんが、分けて考えるのが正しい分別です。
また、キャニスターは中が空っぽで、そのままごみ袋に入れてしまうとスペースが無駄になってしまうため、中に別のごみを詰めることもあるでしょう。その場合は、本体と同じ分別ができるごみを入れるようにするのが正しいです。中が確認しにくいからといって、別の種類のごみを詰めるのは止めましょう。ただ、自治体によっては汚れてしまっているプラスチックは、資源ごみではなく可燃ごみや不燃ごみ扱いになる場合があります。そのため、食材を入れるなどして汚れてしまっているキャニスターであれば、色々なごみを詰めてから捨てるのも一手です。
もし、正しい分別をしないままキャニスターを捨ててしまうと、回収されずに残されることになりかねません。サイズの大きなキャニスターは目立つため、分別をしていないことがわかりやすいです。
その場合は、結局正しい分別をして出し直しをすることになります。そのようなことにならないためにも、最初から正しい分別をしておいた方が良いでしょう。